和音を繋げて弾く

久しぶりのブログ更新です。


3月末に宮崎から北海道へ引っ越し、更新がスローになっております。

その間にお越し下さった方々、ありがとうございました。




さて、久しぶりのブログ内容はピアノの和音を繋げて弾くことについて書きます。


片手で4つ、もしくはそれ以上の音を鳴らす和音がいくつか(も)並んでいて

それらの和音がスラーで繋がっているような所を練習する時に

よく思うのは、1つの和音から次の和音へ行く時にどのタイミングで指を離そうか、

ということではないでしょうか。


もちろん音を繋げるためにペダルに頼りすぎずに指で音を保つのは大切なのですが、

指先の、打鍵する瞬間だけに集中して練習すると思うような響きが鳴らなかったり

音としては繋がって聞こえていても、音楽的に繋がっていないように感じる、

というようなことが起きることがあります。

(それらのことは昔私によく起きていたことでした笑)


ここで、和音を繋げて弾くという時に特に関連している12感覚について考えてみると


・打鍵する感覚(触覚)

書くまでもないかと思いますが、音を鳴らすために打鍵し指から鍵盤へ伝える時の感覚。


・次の音を予測する感覚(運動感覚)

次は何の音をどの指で鳴らすのか、どんな響きで強弱で鳴らすのかなどとイメージする感覚。


・耳だけでなくお腹で響きを感じる感覚(聴覚)

音を耳だけではなく、より広い範囲で響きを感じ取るための感覚。

もちろん単音の時も耳だけで響きは聞いていないですが、和音を「聴く」時は無意識により響きを感じようとしているのではないでしょうか。


・全ての方向を知った上でバランスを取る感覚(平衡感覚)

和音を鳴らす時、左右(手)のバランスを聴いた上でより空間での響きを感じ取りバランスを取りながら鳴らす感覚。


があると私は思っているのですが

(音楽的な事を考えると12感覚全てが関係していますが、今回はシンプルに考えるためにこの4つを選びました)


これらの感覚をバランス良く練習の中で育てていくことが和音をなめらかに、音楽的に繋げて鳴らすコツだと思います。


今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)




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「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。