指番号を楽譜に書き込むことと感覚


ピアノを練習している時、どの指を使って弾こうかと

指番号を決めることはとても大切ですが、

その時に指番号を書き込むと色々と分かりやすくなる

と感じることが多いと思います。



さて、その分かりやすくなったこととは、

「何が起きて」そう感じたのでしょうか?



もちろん楽譜を読む時に目から入ってくる情報(視覚で受け取るもの)が

さらに明確になることによって分かりやすくなった、ということもありますが



私は指番号を書き込むことで次を予測する感覚(運動感覚)が育ち

結果書かれている番号と指の連動が訓練されていく、

ということも起きているのではないかと思っています。



運動感覚で感じることの1つに、視覚から入ってきた情報から

打鍵する指の動きが起きるまでの「準備」を感じるということがあります。



さらに、この感覚は繰り返し弾いたものが

記憶されることにも繋がっていて(結果暗譜することにも繋がる)



指番号を書き込む、という1つの行動がいくつもの感覚が

連動することにも関わっている、というのが私の考えです。



昔、指番号をいい加減にしてきた時もありましたが(^_^;)

自分がどの指で弾きたいかを明確にし、

その決めた通りに練習で繰り返し体に覚えさせていくということが

改めて大切なんだな、と感じています。



今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)





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「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。