気付きから原点にさかのぼる1・・良い、悪いに偏ってた私①
気付くという事は本当に大切だと毎日のように様々な事柄によってさらに気付かされていますが、これからのいくつかの記事で私がBasic+α のコンセプト、「わたし」が表現する 「わたし」を表現するを伝えようと思うようになったきっかけを書いていこうと思います。
それは、少し音楽の話から離れますが子供達のアレルギー体質がきっかけでした。私には2人子供がいますが、二人とも小さい頃に食物アレルギーがあり、卵や乳製品を排除していた時期がありました。
そこから私の「身体に良い食べ物」探しと「身体に悪い食べ物」排除が始まりました。色々調べては口にする物や身体に付ける物は極力添加物の少ない物にし、アレルギー体質改善の効果があるという食べ物やサプリメントを子供に摂らせました。発酵食品が良いと聞けばできる限り作り、パンも自宅で焼き、学校のアレルギー対応の給食ではなくてお弁当が食べたいという娘の為に、給食献立のメニューを参考にして毎回お弁当を持たせていたり…さらには石けんまで手作りしていた事もあります。
それと同時にしていた身体に悪いと言われている食べ物排除。スーパーで買い物する度に商品の裏をチェックし、あれは食べさせてはいけない、これも食べさせてはいけない、と常に考えながら買い物をしていました。それは原発の事故が起きた後さらに神経質になっていた気がします。
今思うと、最初のうちは私自身も子供の体質改善のために一生懸命頑張って取り組めていると感じていたような気がします。実際それをした事で子供達のアトピーが軽くなったりぜんそくの発作が少なくなったり、一緒にそのような食事に変更した私の太陽光アレルギーがなくなったりと良い事もありました。
ですが、日に日に疲れが増し、ある日娘が「ママ、私やっぱり学校の給食が食べたい」と言った時に私がせっかく今まで色々してきてあげたのに、と怒りとショックを覚えた事にハッとし、私は何か違う事をしてきたのではないかと思ったのです。
次の記事へ続く→
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