気付きから原点にさかのぼる2・・良い、悪いに偏ってた私②
前回の記事の続きです。
子供達があまり食べたがらなくても身体にいいからと健康食品などを食べさせ、たまに市販のおやつをあげては身体に悪い物を食べさせてしまった、と不安になり…いつまでたっても、何をしても安心感がない。何でだろう、こんなにやっているのに…?と色々考えストレスのたまった私はその後普段食べないようにしていた菓子パンを4つも5つも食べ、次の日には口の中が口内炎だらけになり(10個くらいできました)何でこんな事になるんだろう…と考えていました。これはやり過ぎているのかな、もう少し気持ちに余裕を持とうと思った時から少し楽になりましたが、なかなか「良い、悪い」の判断からは離れられませんでした。
その数年後、家族で宮崎県に引っ越しをしたのですが、アレルギーの症状が出た下の子を連れて小児科へ行ったときの事でした。私は先生に、アレルギー体質を変えるにはどういう食事をさせたらいいですか?と聞きました。すると先生から「お母さん、身体は一度覚えてしまったアレルギー反応を忘れる事はないんだよ。大切なのはその体質を変えようとする事よりも、その体質とどう付き合っていくかだよ」という答えをもらいハッとしました。
その時に、私は自分が調べた事をとにかくやれば良い方向に進むと思っていた事に気付きました。その「良い情報」を実行する事が、「自分が本当にそれをやりたかったか」という事より優先していたんです。
こうしなきゃいけない、という思いから色々な不安が渦巻き考え出し、それは本当に私がどうしたかったかからどんどん遠ざかっていました。そしてこの事から自分の気持ちが見えていなかったという事に気付きました。
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