すべての表現はオンリーワン


先日、表現とはイメージを音に乗せること、と書きましたが、今日はそこを少し掘り下げてみようと思います。


イメージをする時、例えば青い色を思い浮かべた時、それはそれぞれの人が見てきた「青」の中から想像されると思います。空の青、海の青、絵の具の青…場面も違えば青の濃淡も違うのではないかと思いますが、とするとこの時点でもうすでにそのイメージはその人にしかできない色を想像している事になります。

そしてそのイメージは毎瞬、日々の経験でさらにアップデートされています。

表現する時に必ずセットであるイメージ。それはどの瞬間もその人だけが思い浮かべられる特別な瞬間で、という事は自分らしい演奏の元になるものがすでに、そして常に自分の中にあるということなのではないかと私は思っています。


まずはそこに気付き、自分らしい表現は外に探しに行くより自分の内側に探しにいくのが近道なのではないかとも思います。


Basic+α

「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。