頭の中のおしゃべりに気付く簡単な方法


練習中や演奏中に起こる思考。


思考という言葉を少し気軽に頭の中のおしゃべりという言い方に変えて、今日はそのおしゃべりに気付く方法について書こうと思います。


何度練習してもうまくいかなかったり、イライラしたり、どうしたら良くなるのかわからなくなったり、何だか不安感から抜けられなかったり…そういう時は頭の中で不安をベースにしたおしゃべりが延々と繰り広げられてる事が多いです。


ただ、そこに気が付くまではそのおしゃべりが無意識に(当たり前のように)起きているので止めようがありません。


そこで私がふとレッスン中に思いついたのは、そのおしゃべりをあえて口に出して話ながら練習するという方法です。


まず、自分がなかなかうまくいかない…と不安に感じている箇所を選びます。そしてそこで何に対して不安を感じているかに注目します。最初は紙に書き出した方がわかりやすいかもしれません。


例えば、


・最初のこのpの音、ちゃんと鳴るかな…

・次にくるあの和音、一番上の音が聞こえるように弾かなくちゃ

・音が飛ぶところ、ちゃんと正しい音に着地できるかな…


このようになにが不安なのかをハッキリさせたら次はその事を大きな声で口に出しながらその不安な箇所を弾きます。そしてそれを繰り返します。


何回か繰り返していると、きっと口からのおしゃべりがうるさくて、もうきっとだまりたくなるはずです…


今日の大切な所はここからです。

あえて口に出して言いましたが、実はこの事が弾いてる時に頭の中で起きてる事なんです。

弾きにくい、思った音がなかなか出ない…そうした時におしゃべりとして頭の中でずっと続いています。


この事に気が付くと、不安になりおしゃべりが始まった事に気付く事ができて、それを辞める事ができるようになってきます。


とっても簡単な方法なので、よかったらお試し下さいね。

下記の記事には別の角度から気付くという事について書いてますのでこちらもどうぞ♪

今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)

Basic+α

「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。