暗譜 考


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今日は暗譜について思う事を書こうと思います。


暗譜は、「楽譜を覚えて弾く事」というより「暗譜というプロセス」、楽譜を見ないで音を鳴らすというプロセスをただ次々をしている、またはされた状態の事をそういうのではないかと思います。


以前ジェラルド・クリックスタイン氏の著書「成功する音楽家の新習慣」を読みながら、クリックスタイン氏のHPも読んでいた時


mindless repetiton


という言葉を見てハッとしました。


mindless という言葉はいくつかの意味がありますが、私はここでは「心ない」という意味を選び、


心の伴わない繰り返し


と解釈したのですが、これは2つ前の記事の追記に書いた「本音と繋がらない無意識」の状態でただ音を繰り返す事を言っているのだと思いました。


クリックスタイン氏の別の記事にはmindless repetition の反対の言葉として

 

beautiful repetition 


と書いてありました。


暗譜というプロセスを、beautiful repetition でやり続ける事が出来たらきっと本番の安定度が変わってくるのではないかと思います。


今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)

Basic+α

「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。