地に足を付ける

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地に足をつけた行動が大切ということはよく言われますが、地に足をつけるという発想、言葉はそもそも地に足がついてないと感じる、着地してないと感じることがあるから出るのではないかとふと思いました。


私自身の経験として、以前こういう感じ、と音のイメージはあってもそのイメージ通りの音が鳴る時と鳴らない時があると感じていながら、この差は自分にテクニックが足りないからなのだと思い、(実際足りない所ももちろんあったのですが)無意識のうちに地に足がついていない浮ついたままの感覚を感じていながらもそこに目を向ける事なく指の訓練をひたすらしていました。


その後様々な事が起こりその浮ついた感覚と向き合う事になったのですが、鳴る音の質が安定しないのは、想像した音が楽器に伝わるまでの流れをあいまいに感じていたからなのだと気付き、練習中の意識の向け方が変わったように思います。


地に足がついた演奏に必要な要素としてあんな感じ、という形のないものとしてイメージした感覚がこの感じ、と形あるものを通して感じる感覚と繋がっていること、なんとなく違う、腑に落ちない、という感覚に気付く事、そしてああいうイメージの音、と想像したものが指先から鍵盤を通して鳴るという流れに気付いていることなどがあると私は考えますが、さらにこれらの事は全て「自分が本当はどうしたいのか」を表現することに繋がっていくと思います。


今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)




Basic+α

「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。