原始反射の例と反射が残っていると観察されること②
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今回の記事は、哺乳反射、恐怖麻痺反射、緊張性迷路反射についてです。
モロー反射、把握反射、非対称性緊張性頸反射、ギャラント反射についてはこちらから↓
◆哺乳反射
赤ちゃんが頬、鼻や口を触られると触られた方を向き、目を閉じて口を開ける反射。
おっぱいを飲めるようになるための反射。
〈哺乳反射が残っていると観察されること〉
・偏食
・口、唇、指や肌に当たる感触に非常に敏感
・舌の動きが鈍く、口蓋の方に丸まっているのであごが発達せず歯並びが悪くなる
・言語と視覚を両方同時に使うことが難しい
・場面緘黙
・胸がしめつけられるように息苦しくなる
・自分の安定が満たされないことに対する強い不安
・特に理由のない罪悪感、恐れ、パニック、憂鬱感
・不健全な人間関係
◆恐怖麻痺反射
刺激が胎児に届くと胎児はそこから逃げるようにする。お母さんがストレス状態になった時に身体を固めて自分の身を守る。
〈恐怖麻痺反射が残っていると観察されること〉
・新しいことを始めるのが極端に苦手
・どこにも属してない感覚、世間から取り残された感覚がある
・誰にも聞いてもらえないという思いをもつ
・目立ちたくない
・何かを常に延期してしまう、何もしたくない気持ちがある
・ストレス耐性が低い、ストレス状況下では固まる
・乗り物酔い
・無口、人見知り
・感覚過敏
・疲れやすい
・状況の変化を嫌い、予想外のことに対応できない
◆緊張性迷路反射
頭が後ろにいくと背中を真っ直ぐにし、腕と脚も同様にピンと張る反射。
胎児の丸まった状態の姿勢から、歩いて生活ができる姿勢に成長するための反射。
〈緊張性迷路反射が残っていると観察されること〉
・動いている方向の感覚をつかみにくい
・深さや高さがわからない
・身体で感覚を掴みにくいので、視覚を駆使する
・転びやすい
・高所恐怖症
・連動運動が不自然
・ふらふらしている
・バランス感覚が悪い
・でんぐり返しが苦手
今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)
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