ピアノ表現と原始反射
9月から始めたセルフワークプログラムにて、希望される方に原始反射統合セッションを行っているのですが
(原始反射についてはこちらの記事をご覧下さい)
私は以前からピアノを弾く時の様々な不安定さがあり、
・身体の動き
・練習時の取り組み
・(本番などでの)演奏時
において、練習量にかかわらずその時々によってやりやすい時とやりづらい時の両方を感じていました。
(もちろんその時の体調なども関係してると思いますがこの記事ではそこは考慮しません)
以前は、それが自分にテクニックがなかったり練習量が足りないのが原因だと思っていたのですが、原始反射について学んでから、私は自分の状態がよく分かっていなくて、どうしたら自分がやりやすいのか、またはやりにくいのかという所が整理されていなくて混乱していたのだと気付いたんです。
原始反射が残っているということは、おおざっぱに言うと自分の元々持っている感覚が身体の動きに繋げられて(繋ぎきれて)いないということだと私は考えていますが、ピアノ表現をする時に感じる様々なやり辛さ、学びづらさは元々持っている感覚の度合いに関係していて
その感覚が敏感だったり繊細だったりするとその細やかな感覚の扱い方、動きへの繋げ方に難しさを感じているのではないかと思っています。
さらに原始反射が残っていると、自分を守るために過剰な防衛が起きることによって自分を表現することにストップがかかり、そのこともやり辛さに繋がっていると考えます。
私は小さい頃から、音を聴いて言葉や画像や色が思い浮かんだりする感覚があるのですが、私自身を含め、これまでの生徒さん達に音感はあるけど楽譜を読むのが苦手だったり(面倒くさがる)、指の動きを意識したりタッチを感じながら練習することを面倒くさがるということが起きていたのは、元々持っている音感と動きに繋げる感覚のバランスに原因があり(それだけではありませんが)
1つのアプローチとして、原始反射の統合セッションで感覚を整え、その感覚と動きを繋げる練習(訓練)をピアノ表現に結びつけることは元々持っている感覚を表現に活かすことに繋がると考えています。
今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)
ピアノ表現においてのやりづらさ、学びづらさは本当の「わたしらしい」表現に変換していけます。
練習中のモヤモヤや、ピアノが好きなのにモチベーションがなかなか上がらない、
練習をしてもしても不安がなくならない…など
一緒にほどきながら、自分にとって本物の表現に取り組んでみませんか?
プロ、アマは問いません。ピアノ経験者の方向けです。
小学生以上のお子さまも歓迎です!
最近更新を始めた「otoba」。
私の内側から響いてきた音の断片、良かったらお読み下さい。
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