絶対音感についての私の考え ‐メルマガより‐



今日は音楽の世界でよく聞く「絶対音感」について私の考えを書こうと思います。


絶対音感というのは、聞こえた音をすぐにドレミで聴き分けることができる音の感覚のことを言いますが、


音楽をする上で絶対音感は必要かどうかということに対して、私はYES・NOどちらでもなくその人が必要だと感じれば身に付けるといい音の感覚だと捉えています。


絶対音感というのは元々持っているか、感覚として身に付けていくもののどちらかですが、


どちらにしても私は絶対音感が身に付いているかどうか、というよりその絶対音感をどう使いこなしていくかということの方が大切だと思っています。


音感という言葉が表すのは、

・音の高低差を感じる感覚

・音の長さを感じる感覚

・音色という言葉で表される、音の質を感じる感覚

・音の強弱を感じる感覚

・音の流れを感じる感覚


などがありますが、ピアノを演奏するということはここに楽譜を読むという視覚に関連した感覚や、楽譜から読み取ったものを指から鍵盤に伝えていくという身体の動きに関連する感覚などを連携させて「弾く」という瞬間を起こしていくことで


絶対音感というのはその中の「音の高低差」に関連する感覚で、その感覚は上に書いた他の感覚と繋げながら音楽と共に自分の体に染み込ませていくことが絶対音感を使いこなしていくことに繋がると私は考えます。


12感覚論で言えば、高低に関連する感覚は射手座の運動感覚。この感覚へのアプローチは、絶対音感を身に付けることや、逆に元々持っている絶対音感によって居心地の悪さを感じていることへの働きかけに助けになってくれると思います。


今日もお読み下さりありがとうございました(*^_^*)




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「わたし」が表現する 「わたし」を表現する ご訪問ありがとうございます。 「いま」の自分でいい 私らしくあることが大切 ということの 「本当の意味」に気付いてみませんか? その気付きは「自分にとって本物の表現」に反映されます。 表現したい思いに気付き、 楽しみながらピアノを弾けますように。 そんな気持ちを込めて、音を通して今まで経験してきた事を お伝えしていきます。